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9月23日は網膜の日

「網膜の日」は網膜色素変性症、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症、網膜剥離など、
様々な網膜の病気についての理解を深めるため、2017年に制定されました。
目の不自由な方が持っている「白杖」ですが、目が全く見えない方だけが持っているわけではありません。
網膜の病気を抱えた方の見え方や病気の進行度はさまざまです。例えば、五円玉の穴ほどしか周りが見えていなかったり、
物が歪んで見えたりするため、スマートフォンは見ることが出来ても、白杖を使わないと安全に歩くことが出来ません。
網膜の病気は、外見からは視覚に障害があるということがわかりにくいので、 このような「見えにくさ」があることを理解する必要があります。

網膜とは

網膜は、眼球の内側にある薄い膜で、光を感知し、その情報を脳に送るための仕組みを持っています。
網膜には光を感知する「視細胞」があり、これには明暗を感じる「桿体細胞」と色を識別する「錐体細胞」が含まれます。
光が網膜に届くと、視細胞が反応し、信号が視神経を通じて脳に伝わり、これにより私たちは物を見ることができます。

網膜は非常にデリケートで、傷ついたり病気になると物が歪んで見えたり、視野の中心が黒く濁ったり、目がぼやけるなど症状が出ます。
また、暗いところで見えにくくなったり、視野が狭くなったりするため、日常生活にも支障をきたします。

眼の病気の早期発見には眼底検査が大切です。
当院では、眼底検査を含む全11項目の「眼科ドック」を行なっております。

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