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学校検診について 

学校検診とは

情報の8 割以上は眼から得られると言われています。そして、幼少時からの眼の健康管理を行うことは、視機能を生涯健康に保つためにとても重要なことです。 大事なお子様の眼の健康を守るために、学校(幼稚園・小学校・中学校・高等学校)では定期的な健康診断が義務づけられています。毎年すべての児童・生徒を対象に、視力検査、外眼部検査 (眼の周りや眼の表面の検査)、眼位検査 (眼の位置の検査)、色覚検査などが行われます。

学校検診でわかること

視力検査がA判定ではなかった場合は、早めに眼科を受診することをおすすめします。学校検診の視力検査はA・B・C・D判定(370方式)での簡易的な評価であり、眼科で行う視力検査とは異なります (図参照)。視力低下の原因として、近視・遠視・乱視やその他の病気が考えられ、原因によっては放置すると視力が育たなくなってしまう(弱視になる)可能性があるため、早めの眼科受診が大切です。 他に、外眼部検査では霰粒腫や麦粒腫 (ものもらい)、アレルギー性結膜疾患など、眼位検査では斜視や斜位、色覚検査では色覚異常の疑いをスクリーニングすることが可能です。

学校検診で眼科の受診を勧められた場合は、眼科の精密検査が必要ということなので、学校から渡された用紙をご持参の上、眼科を受診してください。眼科では詳細な視力検査のほか、眼底検査など必要に応じた検査を行います。眼鏡やコンタクトレンズをご使用の場合、それがお子様にあっている(適しているかどうか)を確認できるのでお持ちください。検査結果に応じ、経過観察で問題ない場合、視機能回復のための訓練が必要な場合、点眼による治療を行う場合などがあります。必要があれば、眼鏡/コンタクトレンズの処方も可能です。

横浜けいあい眼科では、学校をお休みしなくても受診できるよう、土日祝日にも診療を行なっております。